• ESP32-E22

    トライバンド Wi-Fi 6E +
    Bluetooth 通信コプロセッサ

ESP32-E22 は、Espressif 初のトライバンド Wi-Fi 6E 通信コプロセッサで、2.4 GHz、5 GHz、6 GHz に対応したホストベース無線システム向けに設計されています。Radio Co-Processor (RCP) アーキテクチャにより、Wi-Fi および Bluetooth のプロトコル処理をホストからオフロードし、Espressif 製 SoC やサードパーティ製プロセッサとの組み合わせで、柔軟なシステム構成を実現します。自社開発のデュアルコア RISC-V アーキテクチャと内製 Wi-Fi 6E プロトコルスタックを採用し、ESP32-E22 は次世代製品向けに高い安定性と拡張性を備えた接続基盤を提供します。

特徴

ESP32-E22 は、Espressif 製品として初めて 6 GHz 帯 Wi-Fi に対応したトライバンドコプロセッサです。Wi-Fi 動作帯域より広帯域で干渉の少ない 6 GHz 帯へ拡張することで、高スループットかつ高信頼な無線通信を実現します。160 MHz チャネル帯域、2×2 MU-MIMO、ビームフォーミング、1024-QAM に対応し、5 GHz 帯・160 MHz では最大 2.4 Gbps のデータレートを達成しました。高帯域・低遅延が要求されるアプリケーションに最適です。

ESP32-E22 は、Wi-Fi 6E に加え、Bluetooth Classic (BR/EDR) および Bluetooth Low Energy (BLE) 5.4 をサポートします。従来の Bluetooth 機器との互換性を確保しながら、高スペクトル効率と無線共存性が求められる最新 BLE アプリケーションにも対応します。最適化された RF 共存制御により、Wi-Fi と Bluetooth の同時動作時でも安定した通信を維持します。

ESP32-E22 は RCP として設計され、認証、セキュリティ、スキャン、ローミング、Bluetooth ホスト機能を含む Wi-Fi および Bluetooth の全プロトコルスタック機能を単体で処理します。アプリケーションは外部ホストプロセッサで動作するため、システム設計の自由度を高めながら、ホスト側の処理負荷を低減し、性能のスケーリングを可能にします。

また、PCIe 2.1SDIO 3.0 等の高速ホストインターフェースを備え、無線接続の安定性が求められるスマートホーム、コンシューマ機器、産業用途など、幅広いアプリケーションに適しています。

Espressif 自社開発のデュアルコア RISC-V プロセッサを中核とする ESP32-E22 は、高効率なプロトコル処理、リアルタイムタスク制御、ならびにマルチ RF 無線共存に最適化されており、さまざまな動作環境において安定したトライバンド通信を実現します。高度な RF フロントエンド設計と精密にチューニングされたファームウェアにより、過酷な環境においても信頼性の高い接続を実現します。

  • トライバンド Wi-Fi 6E
  • Bluetooth Classic & Bluetooth 5.4 (LE)
  • ホスト統合向け RCP アーキテクチャ
  • 高性能コネクティビティエンジン

主なアプリケーション

堅牢な性能と拡張性の高いシステム設計を兼ね備えた ESP32-E22 は、コンシューマーから産業用途まで幅広いアプリケーションに高性能な無線接続を提供します。スマートホームのハブ/コネクテッドデバイス、低遅延映像伝送、コントローラ用途、ブリッジ/ルーティングなどのネットワーク機能、そして AR/VR をはじめとする没入型アクセサリまで、多様なユースケースに対応します。

スマートホームハブ
無線映像伝送
コンシューマー機器
産業用コントローラ
AR/VR アクセサリ